大会長挨拶
高玉真光(老年病研究所附属病院院長)
拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
2016年秋、ぐんまで開催される、第五回関東甲信越ブロック地方会の日程と会場が決まりましたのでお知らせいたします。
一昨年から昨年にかけて、ぐんまでは三つの大きな出来事がありました。
一つ目は「富岡製糸場ならびに絹産業遺跡群」が世界遺産に登録されたことです。
二つ目はご存知「ぐんまちゃん」が悲願であった、ゆるきゃらグランプリの王者に輝いたことです。
三つ目は群馬県初代知事楫取素彦の妻を主人公にしたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が放映されました。
(残念ながら低視聴率で皆さんすっかりお忘れかもしれませんが…)。
このように最近注目のぐんまでありますが、今年はいよいよ、日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会を三学会合併後はじめて、ぐんまで開催させていただくことになりました。みなさまにおかれましては、是非ぐんまの地で多いに学び、多いに遊び、ぐんまの魅力に触れていただきたいと思います。
県外から魅力的な講師にお越しいただくことも決まりました。家庭医として、教育者として多方面で活躍され、最近では「ヤブ化」しないためのノウハウなど医師の生涯学習について積極的に発信を続けている藤沼康樹氏、介護の現場に身を置き、様々な実態調査をもとにイノベーションを追及し、地域包括ケアについて積極的に提言されている堀田聰子氏、サルコペニアとリハビリテーション栄養のトップランナーで、この分野のエビデンス構築を目指し、国内のみならず世界に向けて発信されておられる若林秀隆氏の各氏です。
多くの会員のみなさんが手を携えて前に進めるように、若手からベテランまで幅広い世代が、そして、医師だけでなく様々な職種のみなさんが、それぞれに楽しく学べて、互いに交流できる地方会になればと考えております。みなさんにぐんまでお会いできるのを楽しみにしております。 敬具