サテライト企画
<サテライトシンポジウム>
全国大学病院総合診療部門連絡協議会に向けての連絡会
-大学病院総合診療部門の更なる発展のために-
- 内藤 俊夫(日本病院総合診療医学会 理事/順天堂大学医学部総合診療科学講座)
- 司会:多胡 雅毅(第20回全国大学病院総合診療部門連絡協議会開催担当/佐賀大学医学部附属病院 総合診療部)
第20回の全国大学病院総合診療部門連絡協議会が2021年9月に佐賀大学医学部附属病院総合診療部の主幹で開催される。毎年本会議では、各大学病院での総合診療部門の在り方や今後の方向性について議論されてきた。2018年の同会議では、各病院の連携のため、日本病院総合診療医学会が中心となってメーリングリストの運営などを行うことが決定された。2020年からの世界的な新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行により、全国大学病院総合診療部門の役割も問われている。
日本病院総合診療医学会は、総合診療医の臨床を深める場になると共に、総合診療に関する領域の研究推進を通して国民の健康増進に貢献することを目的として2010年4月に設立された。当学会ではテーマを持った研究を行いながら臨床を実践することが最重要だと考えている。登録医療機関896施設、登録医師1,890名であり、増加の一途をたどっている。2021年2月には国立病院機構高崎総合医療センター総合診療科・内科総合診療科部長 佐藤正通先生を会長として、「地域医療で育む病院総合診療」をテーマに第22回日本病院総合診療学会 学術総会が開始される。
本年はパンデミックのため全国大学病院総合診療部門連絡協議会が延期となったが、各大学病院間での情報共有は総合診療医の育成や総合診療部門の研究推進等において大変重要と思われる。このため、今回Zoomを用いての連絡会を行うこととした。本年の連絡協議会メール会議の結果を共有し、次回の全国大学病院総合診療部門連絡協議会での議題案などについて話し合うことを検討している。総合診療部門がない大学病院の皆様にもぜひ議論に参加していただきたい。
参加方法は決定次第本サイトにてお知らせいたします。
<Meet the experts>
本部会は、「ジェネラリストの存在・役割を、学生、初期研修医、他科専門医、医療・ 介護に携わる多職種、社会に向けて普及する為の活動」と「ジェネラリストを目指す後進の育成」を目的として開催しております。
従来は現地でおつまりいただき、活発なディスカッションを行うところではございますが、今回はオンライン開催となります。
学術大会参加者はもちろん、参加登録をしていない方にもご参加いただけます。
(詳細準備中)